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地域の伝統 南小国のお祭

こんにちは!SMO南小国のみかりんです。南小国町に移住してきて、「お祭り多っ!」と驚いています。お祭りといえば、たくさんの夜店がでていて、浴衣着ちゃおっかなーみたいな華やかなものですが、南小国のお祭りは私イメージしているお祭りとは違い、厳粛な雰囲気のお祭りが多いように感じました。そんな数多くのお祭りの中から2つ紹介します。


熊野座神社大祭




9月18日に、豊作に感謝し、元中原地域楽伝承者により中原楽の奉納が熊の座神社で行われます。県の無形民俗文化財に指定されています。詳しい伝承経路はわかっていないようです。神社を出発して地域を回りながら舞を披露して、最後は神社に戻ってきます。


先日、登ってきました。階段が急で、幅が狭いので、ちょっと歩きづらいです。そしてけっこー長いのですが、ずっと日陰なので涼しかったです。


豊作に感謝するお祭りがおこなわれているので、「今年もおいしいお米がたくさん食べられますように。。。」とお願いしてきました。お祭りのときに太鼓とか叩いてここを登るのは大変そうだなーと思っていたのですが、車が通れる脇道があるそうです。安心しました。

 


吉原神社大祭


9月20日に行われ、吉原神社で吉原岩戸神楽を奉納します。吉原岩戸神楽は、1976年に国の無形文化財に指定されています。このお祭りで、神楽を初めて見たのですが、力強く、幻想的なものでした。奥に飾ってある「吉原神楽」は、熊本出身の有名な書道家の方が書いてるらしいです。子どもを舞台に引っ張り上げる演目があり、とても盛り上がっていました。

 

どちらのお祭りも、曜日ではなく、日にちが決まっています。毎年同じ日に行われ、その地域に住む人たちが次の世代へ伝えていきます。
人口が減少し、伝承していくことが困難になるなか、地域の方たちのとてつもない努力で継続されています。

 

是非一度、南小国の伝統に触れてみてください。