熊本地震から7年が経過した今、ところどころに災害の傷跡を感じながらも、熊本県が提唱する創造的復興が着実に進んでいるように思います。
なかでも有名なのは、熊本を代表する漫画家尾田栄一郎先生の漢気で実現したという、「熊本復興プロジェクト麦わらの一味ヒノ国復興編」!ワンピースのキャラクター像が地震の被害にあった自治体に設置され、被災者の心を勇気づけています。
そして、いまや熊本観光の目玉のひとつとなっているワンピース像!ですが、「南小国町からどうすればいけるの?」「距離感がわからない!」といった声が多く聞かれます。
そこで今回は、南小国町から(頑張れば!)車で行けるワンピース像とその周辺スポットについてご紹介します🚗💡
●Page1:南小国町から1時間以内で行ける!?ウソップ・ロビン・フランキー
●Page2:もうちょっと足を伸ばして…ナミ・ゾロ
●Page3:熊本市内までドライブ!という方へ…ルフィ・チョッパー
●ウソップ像 JR阿蘇駅前@阿蘇市
南小国町から一番近いワンピース像は、JR阿蘇駅前のウソップ像です。
車で約30分!長い鼻に狙撃手ならではの大きなパチンコを担いだ雄々しい姿!アクセスの良さからか、外国人観光客もいらっしゃいましたよ。©尾田栄一郎/集英社
住民の誇りである阿蘇の大草原が大きく傷んだ阿蘇市には、「狙撃手」のウソップが駆け付けました。緑(自然)の力を操る道具で、草原の再生を手助けし、住民の誇りと笑顔を取り戻します。(2019年12月8日設置)【引用】ONE PIECE熊本復興プロジェクトHP
また、JR阿蘇駅に隣接している道の駅阿蘇では阿蘇のお土産や絶品テイクアウトグルメをお召し上がりいただけます!
●ウソップ像
【住所】阿蘇市黒川1444-2
●道の駅 阿蘇
【住所】阿蘇市黒川1440-1
【営業時間】9:00〜18:00
【定休日】なし
●ロビン像 旧東海大学阿蘇キャンパス内@南阿蘇村
南阿蘇村のロビン像は、南小国町から車で45分!
ウソップ像からは20分ほどの距離にある、震災ミュージアム(東海大学阿蘇キャンパス旧1号館)に設置されています。©尾田栄一郎/集英社
地震の被害や教訓を後世に伝承する、震災ミュージアムの中核拠点となっている旧東海大学阿蘇キャンパスには、「考古学者」のロビンが駆け付けました。南阿蘇村の「復興」が花開くよう、歴史の語り部として研究を重ね、記憶と教訓を語り継ぐ手助けを行います。【引用】ONE PIECE熊本復興プロジェクトHP
旧東海大学阿蘇キャンパスの遺構では、当時の被害状況が保存されています。また、2023年7月には、熊本地震の記憶を後世に語り継ぐ施設「KIOKU」がオープン。そこでは、語り部との交流や地震の映像展示などが行われるということです。
●ロビン像
※開館時間や休館日が設けられています。お越しの際は、時間を確認してください。
【所在地】熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5435(東海大学阿蘇実習フィールド横)
【開館時間】午前9時から午後5時まで ※11月中旬から2月末までは午後4時まで
【休館日】火曜日(祝日の場合は翌水曜日休館)
【入場料】無料
●フランキー像 高森駅前@高森町
お次は、同じ阿蘇の高森町!
ちょっと足を伸ばして南小国から車で1時間ほど。ロビン像からは30分の南阿蘇鉄道高森駅。©尾田栄一郎/集英社
通院・通学の足である南阿蘇鉄道が寸断された高森町には、「船大工」のフランキーが駆け付けました。海列車を作った師匠トムのように、被災地域の希望となるべく、鉄道の発着駅で全線再開への金槌を鳴らします。(2020年11月21日設置)
【引用】ONE PIECE熊本復興プロジェクトHP
高森駅に設置されているフランキー像。キャラクターの代名詞「スーパ〜〜!」のポーズ。酔っ払って一度はやってみたことありますよね。
高森駅は、南阿蘇鉄道の全線開通に伴い、2023年7月15日に新しい駅舎がお披露目されました。
お隣の駅舎の中には、記念写真が撮影できるコーナーもありました📷(2023年6月時点)
南鉄名物のトロッコ列車など見どころ満載ですので、夏休みには、ぜひお立ち寄りください。
●フランキー像
【住所】阿蘇郡高森町高森1537-2