登山っぽい感じでこんにちは。SMO南小国のモリナガです。今回、新しく阿蘇中岳の登山ルートが開通したということで、初めて登山と言える登山に挑戦してきました。
今回登ったのはこちら。仙酔峡からスタートし、中岳に行き、その後高岳を経由して下山するというものです。新ルートは、写真の地図の途中から迂回し、「阿蘇山の噴火警戒レベルが2でも中岳登山を楽しめる」という画期的なもの。
中岳・高岳 2021.5.11 / fuさんの中岳(阿蘇山)・阿蘇山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
YAMAPさんのアプリなどでも道が紹介されていますので、実際に登る際には参考にして頂けますと幸いです。
と、言うわけでスタート〜道中、下山までの道のりを写真付きでご紹介させて頂けたらと思います。
まずはここから。仙酔峡
阿蘇青少年交流の家の前の道をずっと登っていくと仏舎利塔が見えてきます。その先にあるのが仙酔峡。広々とした駐車場が設けられ、5月のミヤマキリシマの開花時期には多くの方が訪れる阿蘇の人気スポットです。
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4月1日に復旧工事が完了し、車で登れるようになりました。
そんな仙酔峡にある仙酔峡インフォメーションセンターの外観はこんな感じ。自動販売機もあるので、「あ、水買うの忘れてた!」みたいなときはココで買うようにして下さい。
インフォメションセンター内はこんな感じ。ここで植物や地形について軽くでも知っておくと、その後の登山が更に楽しくなること間違いなしです。
毎年5~6月には5万本もの自生のミヤマキリシマが渓谷を埋め尽くし、「その花の美しさに仙人も酔う」と名付けられた名勝です。
駐車場左奥には滝と渓谷があり、冬になると凍った滝を見ることが出来る場所としても有名です。
仙酔峡
住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地6029
登山道のご紹介①駐車場〜すずめ岩迂回ルート前まで
仙酔峡インフォメーションセンターの入口横に登山届の提出箱があるので、そこに登山届を提出したら登山スタート!途中、険しい山道も多いため、必ず登山届を出すようにして下さい。
※登山届の提出についてはこちら
https://www.pref.kumamoto.jp/site/police/8751.html
仙酔峡インフォメーションセンター横にはトイレが。登り始めると道中の4時間位はトイレがありませんので、出来ればここで済ませておいた方が良いです。
そして階段を登って登山スタート。「中岳登山口」と書いてあります。
階段を登って突き当たるとこんな感じ。遠くに見えるロープウェイ後の塔の奥が山頂です。
右に折れて歩きます。道はあるきやすく、季節の植物を楽しみながらスタートです。
少し登ると、ロープウェイ跡がよく見えます。昔このロープウェイで登ったな〜とか思い出しながら歩きます。
少し進むと分かれ道。分かれ道には案内板があるので、中岳の方向を目指して進みます。
歩き始めて20分くらい。若干道がゴツゴツし始めますが、まだ手入れが行き届いていて登山というよりトレッキングという感じ。
ただ、ずっとずっと登りなので結構息が上がります。
途中、休憩所があるので、自分のペースでゆっくり休憩しながら登るのがオススメです。
登り続けていると、草木が生い茂っていた風景から、いつの間にか一面の岩石の風景に。
この日は天候が悪かったのですが、晴れていれば壮大な阿蘇の風景を感じながら登ることが可能です。
スタートから900メートルほどの地点。ここから更に登り続けます。
登れば登るほど異世界感が強くなっていきます。
登り始めて1,200メートル位の地点。引き返すならココです。
正直な感想として、登山スタート〜下山までの中で、ココまでが心肺的には本当にキツく、5回位帰ろうかと本気で思いました。
ロープウェイの終点が見え始めると、まっすぐ進む道が通行止めになっており、左に曲がるよう矢印が。ココからが新ルート、すずめ岩迂回ルートです。