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阿蘇中岳に新たな登山ルートが開通!噴火警戒レベル2でも登山可能!皿山迂回ルートのご紹介!

こんにちは。SMO南小国のモリナガです。前回、阿蘇中岳の新たな登山ルートとしてすずめ岩迂回ルートをご紹介させていただきましたが、とにかくハード。ということで、今回は少しハードル低めなもう一つの迂回ルート、皿山迂回ルートをご紹介させて頂きます。

今回のるーとはこちら。阿蘇山上広場の駐車場から歩いて砂千里を横断、中岳・高岳に登っていくというものです。駐車場の関係で同じ道を帰ってくるという形でしたが、往復で約3時間半。すずめ岩迂回ルートと比べると若干難易度低めの登山ルートとなっています。

駐車場はこちら。阿蘇山上にある駐車場に停めます。トイレもあるので、こちらで準備。

ちみに、駐車場に停めるには500円かかりますが、同じ日であれば草千里(阿蘇火山博物館があるところの駐車場)にもいけますので、余裕があれば登山後に立ち寄って頂けたらと思います。

阿蘇山頂ドライブインの横にある道を抜けると、記帳所が。登山届はこちらに出したらいいのかと思います。

で、道なりに歩いていくと、料金所っぽい建物が。ここから右に入って皿山迂回ルートスタートです。

曲がる場所の目印はこんな感じ。ルートの紹介なども書かれています。

道はないものの、ルートは黄色い杭や目印が。中岳山頂に行くまで、ずっと目印があるので、迷うことは少ないかと思います。

人一人通れるくらいの広さではあるものの、歩きにくさは特になく、気軽に進めます。

あれ、ちょっと道細いな?と思う場面も時々ありますが、一本道なので気にせず進みます。

最近整備されたということも有り、案内標識もバッチリ。あと何mあるかも分かるのが精神的にも助かります。

歩き始めて10分くらいで、こんな感じの道に。冒険の気分が盛り上がります。

少し登るとこんな感じ。柵があるので、柵を超えないようにして進みます。

柵が途切れたあたりから若干急な登りにはなりますが、まだまだ緩やかです。

登り始めて30分くらいで下を見下ろすとこの景色。分かりにくいですが、右奥に中岳第一火口の噴煙が若干見えます。

もう少し進むと砂千里を一望!おぉー!となります。

そのまま尾根伝いに少し進んで。

砂千里に降りていきます。登るときは下りでラッキーとか思いますが、同じルートを帰ってくるので、帰路に出現するこの登りが若干辛かったです。

砂千里。石がいっぱい積んであります。左に行くと砂千里の遊歩道っぽいところに行けますが、噴火警戒レベルが2以上のときには立ち入りができません。今回は、ココを右に曲がって迂回しつつ山頂を目指します。

砂千里を横切っている時の風景。砂漠。異国感。

足元は、ゴロゴロと石があるものの、登山靴であればあまり問題ないレベルです。

で、登っていきます。

iPhoneなのであまり写真で伝わりにくいですが、途中、火山活動の凄さを感じれる場所なんかもあります。

そして急な登り。

結構な斜度だなー、この道下るの嫌だなーとか思いつつ登ります。

登ります。結構キツイですが、大きな石がところどころにあるので、疲れたら休憩しちゃったらいいと思います。

振り返ってみるとこんな感じ。結構登ったなーと実感が湧く瞬間です。

そしてまた急な登り。これを登り切ると、後は地味な登りです。

振り返るとこんな感じ。

阿蘇山は、木が殆ど生えていないので、登山中ずっと絶景を楽しめます。

さっきの急な登りを登りきるとあとは緩やか。

ところどころで第一火口や第4火口を見ることが出来ます。ココまで90分くらい。

ちょっと登るごとに風景が目線が変わって結構楽しいです。

で、この尾根を通って中岳山上に。山頂に辿り着く前に携帯の充電が切れるという失策から、前回登った際の写真ですが、中岳からの眺望です。手前の噴煙を上げているのが中岳第一火口、その左が中岳第四火口となります。奥の山は左から御竈門山山、烏帽子岳、草千里ヶ浜、杵島岳です。

今回、山上広場に車を停めてしまっていたため、高岳まで行くのは断念(携帯の充電も切れたし、、)し、中岳山頂から同じ道を通って下山しました。往復で約3時間半。飲んだ水は750ml位でした。杵島岳と比較すると難易度は高いものの、すずめ岩迂回ルートと比較すると初心者でも登りやすいルートだと感じました。

阿蘇は、初心者から上級者まで登山を楽しめます。
是非とも、何度でも阿蘇に遊びに来て頂けますと幸いです。