心の中の「ふるさと」を応援して謝礼品を。南小国町のふるさと納税がどのように町づくりに活かされているのか、町長に聞いてきました。

■ふるさと納税のお金の使い方

先程、髙橋町長より「町民の幸福度向上のため」に税金を使わせて頂いているというお話をお伺いしました。

そこで、実際にどのようなモノに使われているのか、その一例をご紹介!

★学校給食費を半額に!
南小国町には小学校が3校・中学校が1校あります。

町内の学校に通う児童生徒の保護者を対象とし、経済的負担を軽減することを目的に、ふるさと納税の寄附金の一部を充て学校給食費の補助を行っています。子育て支援の拡充を図り、子どもたちが健やかに育つ環境づくり・子育てがしやすい地域づくりを進めています。

★小・中学校の授業にタブレット端末を活用
ふるさと納税でいただいた寄付金の一部を、ICT(タブレット端末)の活用に充てています。

南小国町では「21世紀にふさわしい学び・学校を創造する」ということを大きな目標とし、児童生徒の確かな学力育成や学習意欲の向上の為、小・中学校の授業でのICT活用に取り組んでいます。ICTを活用することで、分かりやすく深まる授業の実現につながっています。

★きよら塾
現在南小国町には学習塾が無い為、町内の小中学生を対象に週に2回開講。

地元紙の「読者のひろば」に掲載するための作文づくりや、南小国に在住している海外の方々に英語を教わったりと、普段学校の授業では学べないことを中心に学習。和気あいあいと勉強をし、学ぶことの楽しさを教える場としての役割を担っています。

また、農産物を特産品にするための加工所やその加工品の開発、飲食店の開業のための補助金事業として、南小国町では2つの事業を行っています。

★夢チャレンジ推進事業補助金

★「日本で最も美しい村」づくり事業補助金

これらの補助金を活用し、生まれた事業や商品がこちら!

★羊の放牧による草原維持事業への補助
人手不足や高齢化により町民の負担となっていた草原維持活動(輪地切り等)の負担を軽減することを目的とした事業。

今後は、購入した羊を利用し、毛糸の製作等の雇用を生み出したり、ふれあい動物園のような施設の設置を計画しています。

★阿蘇ピクルス
平成29年度優良新商品「優良賞」受賞!!阿蘇ジオパークブランド認定商品!

阿蘇の草原を継承するために毎年実施されている野焼きや放牧の風景、雪の積もった風景など四季折々の阿蘇の草原を表現したピクルス。

★農家民泊開始に向けた事業
平成30年度は、農家民泊開始に向けた事業に取り組む方への補助に活用。

修学旅行等で南小国町に来られた子どもたちを受け入れる一般農家さん宅の整備を行いました。

★令和元年度新規オープン!
南小国町唯一!ドッグラン付きのカフェ『ワンCaffe』さん!

黒川温泉街の中心部に、観光客の方のみならず、地元の方も集いやすいカフェとして人気の『cafeHoKaRi』さん!

また、若い世代が農産物の特産品づくりを行う加工所をつくるための費用などにも使われています。


主にトマトを中心に様々な野菜を生産・販売されている井野さん。


この加工所では、さまざまな加工品作りにチャレンジしています。


第一弾が万能調味料の“完熟とまとみそ”!


実際にふるさと納税でも商品を出品していますので、是非覗いてみてください!

ここまでは、実際にふるさと納税で頂いた税金のおかげで作られた商品や店舗などのご紹介をしました!

次ページでは、ふるさと納税の魅力のひとつでもある「返礼品」のご紹介!
南小国町ならではの返礼品にご注目下さい(^^)/

>次ページ:南小国町ならではの返礼品のご紹介!

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