こんにちは!かじちゃんです!
1月に入ると本格的に寒くなってまいりました・・・暖冬と言われておりますが、南小国町では朝晩の気温がマイナスになることがほとんど。。
私が最近気付いた一番手っ取り早く温まる方法、それはあたたかいお湯に浸かる!
非常にシンプルですが、やっぱりこれが一番です。(笑)
南小国町とお隣の小国町をあわせた“小国郷”には、細かく分けると13箇所もの温泉地があり、24時間いつでもどこかで温まることができます。
今回は、そんな温泉の中でも「普通の温泉じゃちょっと物足りない・・・」そんな刺激を求めているアナタに是非読んで欲しい!!
小国郷のナニコレ?!珍温泉をご紹介致します\(^^)/
そして今回・・・わたくし自称ぽっちゃり系のかじちゃんと、もう一人のキュレーターみかりんが、実際に温泉へ入ってまいりました!実物を見て感じた“珍レベル”もつけておりますので、よければ参考にしてください!
■旅館はなむら(珍レベル:★☆☆)
南小国町の中でも、里山の風景がより色濃く残っている小田温泉エリア。
その中にある「旅館はなむら」は、約4000坪の広大な敷地の中に堂々と佇み、全16客室のすべてにお風呂付きというとっても素敵なお宿。
フロントで受付をして、お庭の横の通路を歩いていると・・・
お目当の温泉の案内板が。
洞窟・・・?!そうです!!この旅館にある珍温泉はこちら!
洞窟風呂!!!!!なんとも幻想的な雰囲気。うっすらと蒸気に覆われあたたかい。
風が抜けていく造りになっているので、のんびりできるサウナのような、そんな感じです!
また、洞窟内は広々としており閉所感はほとんど感じません!人が立っても頭があたる心配は無用なくらい天井も高いです!
数ある洞窟風呂の中でも、ここまで広い洞窟はなかなかありません!
そして、洞窟の奥には外へと抜けられる穴が空いており、そこを抜けていくと、ここには屋根付きの温泉が!
満足したら、こんな感じでくぐって、また洞窟内へ。なんだかワクワクしますね。
ちなみに、洞窟風呂は温度をすこしぬるめに設定されているそうなので、まだまだぬくもりたいな〜という方は、洞窟風呂を出てすぐ目の前に大浴場もありますよー!
開放感を感じながら、のんびり温泉に浸かってください♪
こちらの温泉の特徴は“メタケイ酸”という美肌・保湿効果が高いと言われている成分の数値が非常に高く、通常温泉1kgの中に100mg以上含まれていれば十分とされているものが、その3倍の300mg以上含まれています!!
お風呂上がりにボディクリームを塗らなくても、お肌がしっとり\(^^)/♡
そして、硫黄の香りがほとんどしないので、温泉は好きだけど硫黄の香りがちょっぴり苦手…という方にもおすすめ!
洞窟プラスαで、温泉の効果にも期待して、洞窟探検をお楽しみください!
▽小田温泉の立ち寄り湯情報はこちら▽
【基本情報】四季の里 旅館はなむら
住所:阿蘇郡南小国町満願寺5850
電話番号:0967−44−0088
営業時間:午前11時30分〜午後9時
立寄料金:500円
定休日:要確認
【公式HP】http://www.ota-hanamura.com
■旅館湯之迫(珍レベル:★★☆)
黒川温泉のお隣にある温泉地、田の原温泉エリア。
鎌倉時代に開湯し江戸時代は湯治場として栄え、現在は4軒の旅館があります。小さな温泉街ですが、昔懐かしい雰囲気が色濃く残っています。
そして夏には田の原川沿いにたくさんのホタルが舞い、ツアーが行われるほど人気なんです!
そんな田の原温泉エリアの入口に位置するのが「旅館湯之迫」
ここで入られる珍温泉がこちら!
この形、どこかで見たことありませんか?・・・そうです!これ、土俵の形をしているんです!
その名も「どすこい風呂」!
旅館のご主人がテレビで相撲の試合を見ていて“コレだ!!!”とひらめいて作ったんだとか!
どすこい風呂と聞くと、つい張り手っぽいことをしてみたり
手刀の所作を真似してみたりと
色々やりたくなってしまいますね!これだけでもすごく楽しい!!
楽しいだけではなく、源泉掛け流しなので新鮮なお湯を思う存分味わうこともできます♡
ちなみに、温泉に入る順番を示す札も軍配!!!これはご主人の手作り!
脱衣所には番付もありました!色々と手が込んでますね〜。
ちなみに、湯之迫ではもう一つ人気のお風呂が・・・
一本の大きな松で作った「一本松くりぬき風呂」!
ご主人がチェーンソーを使って作ったハンドメイド風呂!器用なご主人!
どちらのお風呂もインパクトが強く、これまでもTVや雑誌の取材が殺到するほど大人気!実際に入ってみると、やっぱりテンション上がりますね〜!
この2つの温泉は旅館に宿泊された方のみご利用頂けますので、是非ともお泊まりでお越し下さい♪
【基本情報】旅館湯之迫
住所:阿蘇郡南小国町満願寺7152−2
電話番号:0967−44−0231
定休日:要確認
【公式HP】http://www.yunosako.com
■こうの湯(珍レベル:★★☆)
じゃらん九州版「もう一度行ってみたい温泉地ランキング2019」にて一位を獲得し、今や温泉好きで知らない人はいないであろう黒川温泉。
(※3月31日まで黒川温泉街を中心に「湯あかり」を開催中!)
「黒川温泉一旅館」を掲げ、各旅館がお部屋、道は廊下、温泉街全体でひとつの旅館というコンセプト通り、統一感のある街並みと、昔懐かしい雰囲気の温泉街。初めて訪れた人でも“おかえりなさい”と言ってもらっているような、優しい感じがします。
黒川温泉といえば、自分の好きな旅館3箇所の露天風呂を巡ることができる「入湯手形」が非常に有名ですが、その手形を利用して入ることができる珍温泉があるんです。
黒川温泉街から徒歩5分もかからない場所に位置する「旅館こうの湯」。
旅館の外にはどなたでも利用可能な足湯もあります!
露天風呂はとっても広々としており、木々に囲まれ、癒し度MAX!!
一体ここの何が珍温泉なのかというと・・・こちら!!!
一見、見晴らしの良い温泉に、一本の棒があるようにしか見えませんが・・・
身長150センチのかじちゃんが入ってみると
この状態、座ったりしていませんよ!直立でこの深さです。
そろりそろり、奥へと進んでいくと・・・
消えました。
ここの温泉は水深160センチ!!!!!深さが日本一なんです!!!!!!!
※通常男性専用ですが、今回は深さをお伝えするために特別に入浴させて頂きました。
女性用は水深130センチとなっておりますので、ご安心ください。
泉質は弱アルカリ性単純温泉。低刺激のマイルド湯なので、敏感肌の方にもやさしい温泉ですよー!
寒い冬こそ全身すっぽり温泉に浸かり、しっかり温まってくださいね\(^^)/
【基本情報】こうの湯
住所:阿蘇郡南小国町満願寺6784
電話番号:0967−48−8700
立寄湯受入時間:午前8:30〜午後9:00
料金:600円
定休日:要確認
【公式HP】http://www.kounoyu.jp
■純和風旅館泉屋(珍レベル:★★★)
南小国町のお隣、小国町にある杖立温泉エリア。
このエリアは源泉の温度が98度と非常に高く、至る所からもくもくと蒸気が立ちのぼり、THE温泉街といった情緒あふれる街並みが特徴的。
毎年行われているたくさんの鯉のぼりが杖立川の上を泳ぐ“鯉のぼり祭り”はご存知の方も多いかと思います。
そんな杖立温泉街の中心に佇む創業140年の歴史を誇る「純和風旅館泉屋」
今回はいくつかあるお風呂の中でも、人気の「石庭風呂」へ!
温泉の扉をあけてびっくり!そびえ立つ巨大な石と大きな浴槽。この広々とした空間には度肝を抜かれました。
塩泉のため湯ざわりがやさしく湯冷めしにくく、また先程ご紹介した“メタケイ酸”も260mg含んでいるので、美容効果も期待大!
そして温泉で髪を洗うと軋むイメージが強いかと思いますが、こちらの温泉で髪を洗うと髪がしっとりして、軋まないんです!!!
さて、そんな素敵な泉屋さんの珍温泉は何かと言うと、こちら!
ん?これだけだと、何が「珍」なのかわかりませんね。
この写真だといかがでしょう。
かじちゃんの生首?!・・・違います。これは座って入る「むし湯」なんです!こんなむし湯、見たことありますか?!
ちょっぴりシュールな写真になってしまいましたが、顔が出ているのでなんだか安心。呼吸もしやすく、のんびり入っていられます。
中はこんな感じで、自分の身長に合わせて、椅子の種類や高さを変えられますよー。
源泉の温度が高い杖立温泉ならでは!この木箱の下を源泉が流れており、その蒸気で木箱の中はぽっかぽか!サウナとは違い汗が残らないので、むし湯から出た後はお肌がすべすべ!!
いつも覇気のないへこたれた私の肌が、むし湯から上がった後は若々しくサラサラでびっくりしました♡
嬉しい効果はまだまだあります。鼻炎・鼻づまりの方は鼻から、咽喉痛や咳が止まらない方は口から蒸気を吸うと、蒸気が気管支に良いため、症状が良くなる効果が期待できるそうです♪いいことづくめですね!!
泉屋さんでは顔出しタイプのむし湯が人気ですが、杖立温泉エリアにある各旅館にはすべてむし湯があり、どこでもお楽しみいただけますので、是非自分の好きな「むし湯」を見つけてみてください\(^^)/
ちなみに・・・旅館の目の前に蒸し場も!
そこから10歩程のところに、蒸し料理におすすめの卵や野菜のセットが入っているロッカーがありました!
温泉に入って小腹が空いたら、ここで蒸し料理を楽しんでもいいかもしれませんね!
むし湯も蒸し料理も!どちらも是非お楽しみください!
【基本情報】
純和風旅館 泉屋
住所:阿蘇郡小国町下城4179
電話番号:0967−48−0021
立寄湯受付時間:午前9時〜午後8時
料金:大人500円/子供300円
定休日:要確認
※顔出しタイプのむし湯がある「石庭風呂」は、男女が日替わりとなります。
(女性→奇数日/男性→偶数日)
【公式HP】https://izumiyaryokan.co.jp
■満願寺温泉 川湯(珍レベル:★★★)
南小国町の満願寺(まんがんじ)エリアの入口付近にあり、TVや雑誌でも非常に多く取り上げられており全国的な人気を誇る「川湯」!
読んで字のごとく、川の中にある「湯」です!
もはや川と言っても過言ではないです。目の前の道路は普通に車が通過します。。
温泉に入った時の目線はこんな感じ。
歩いている人とは目が合う距離感。なんとも刺激的!!!
ちなみに、野菜や食器の洗い場は人が入る温泉の真横にあるので、ここには入らないようにお気をつけて!
そして、入浴時には必ず料金箱に200円入れてくださいね〜!
今回、色んな人にモデルを頼みましたが断られたので、わたくしかじちゃんが、意を決して入ってきました。
手を伸ばせば川まで届きそうな距離感。ほんとに川と近いです!
温度は40度ちょっとくらいなので熱すぎず、ぬるすぎず、ちょうど良い。ついつい長湯してしまいたくなる温度でした。
そして調子に乗って長湯したので、すこしのぼせました。
生まれも育ちも南小国の私ですが、この歳で初めて(今まで避け続けてきた)川湯に入ってみて、この開放感は意外とやみつきになるかも、と密かに思っております。
ちなみに、地元の方々が竹を編んで作った鞠灯篭が美しい「湯あかり」も期間限定で開催中です!この時期だけの幻想的な川湯に、是非とも勇気を持って!入りに来てください!
なお、泉質は単純温泉!日本に最も多く湧く泉質で、刺激が少なく万人にやさしいお湯なので、是非ご堪能ください♡
▽川湯の詳細はこちら▽
【基本情報】
満願寺温泉 川湯
住所:阿蘇郡南小国町満願寺
電話番号:0967−42−1444(南小国町観光協会)
立寄り湯受付:24時間
立寄料金:200円
定休日:河川の増水時は利用不可
今後も珍温泉を発見し次第、随時更新していきますのでお楽しみに\(^^)/♡