こんにちは。未来づくり拠点MOGに社会人インターンとして参加しているのぞみです!
MOGは『南小国町の未来をつくる数々の挑戦を育む場所』として、2019年5月、南小国町にオープンしたコワーキングスペース。
▼未来づくり拠点MOGの詳細
▼南小国未来づくり起業塾の詳細
https://miraimogstaff.wixsite.com/kigyojuku2019
その起業塾に参加した際、ある一人の女性のライフスタイルに感銘を受け、「どうしたらそんな暮らしができるんだろう?」と疑問に思い、それが知りたくて東京から社会人インターンを決心。
今回はそんな私がインターンをするキッカケとなったMOGスタッフの一員でもあり、南小国町のお隣、小国町杖立温泉エリアで暮らす山本美奈子さんにインタビューをさせて頂きました。
山本 美奈子(やまもと みなこ)
1981年生まれ。福岡県出身。立命館アジア太平洋大学卒業。福岡で会社員として働くも、杖立温泉に惹かれ4年前に移住。小国町で地域おこし協力隊として「小国食の学校」を運営。現在は㈱SMO南小国で主に食に関わる仕事やMOGの運営に従事。趣味は、鰹節を削ること。日本酒好き。●小国食の学校…「小国の食、携わる方々の魅力を発信したい」という山本美奈子さんの想いで、小国町地域活性化協議会の協力を得て2017年より”食”の体験講座「小国食の学校」を定期開催。
【詳細】https://www.facebook.com/1906863672873406/posts/2658978230995276/●杖立温泉…熊本県阿蘇郡小国町にある温泉地の一つ。杖立川沿いにいくつかの旅館が立ち並び、今もなお懐かしい昭和な落ち着いた雰囲気が漂う温泉地。源泉の温度が98度と非常に高く、至る所から蒸気が立ちのぼる情緒あふれる街並みが特徴的。
■キッカケは“一目惚れ”
― 美奈子さん、今日はいろいろとお話を聞かせて下さい!よろしくお願いします。
はい!よろしくお願いします。
― まず、一番気になるところ。なぜここ(杖立)に移住しようと思ったんですか?
そうですね、一言でいうと“一目惚れ”ですかね。
友達が小国町に住んでいて遊びに来た時、たまたま杖立温泉に来たんです。その時、この景色を見た瞬間『あ〜もう住みたい!』と。笑
― 一目惚れして移住…。なんだかドラマのような話ですね!そこまで惹きつけられた理由ってありますか?
なんというか“つくられた温泉地”ではなく、“自然と歴史がむき出し”という感じにハマりました。
普通だったら危ないから川と道の間に手すりとかつけると思うんですよ。ただ、それがない。自分たちが自然の中に住まわせてもらっているというスタンスというか、手が掛けられすぎていない感じが最高だな〜と。
一目惚れして2週間後には会社に退職願いを出して、半年後には移住しました。
― おぉ!すごいスピード感…!!そこまで人を惹きつける杖立温泉恐るべし。ちなみに、温泉地に移住してきたということは、温泉にも結構入られるんですか?
近所の旅館さんのご厚意に甘えたり、地元住民のみ入れる源泉掛け流しの共有温泉に毎日朝晩2回は入らせてもらっています。
落ち込んだ時、悲しいことがあった時の感情をすべてを浄化してくれます。嫌なことがあったり、泣きはらしたりしても、温泉に浸かって、水に流すみたいな。ここが私のオアシスです。笑
― 温泉って、本当に心も体も癒してくれるんですね。
移住して4年経った今でも、杖立温泉への想いって変わらないですか?
変わらないですね。むしろもっと好きになりました。毎朝“やっぱり杖立が好きだ〜!”って思いながら起きています!出勤する時も杖立温泉の橋の上から「いってきまーす!」と挨拶してます。…ちょっと異常かもしれませんが。笑
― いや〜!とっても幸せな朝だと思います。一目惚れしてから4年。今もなお、ずっと好きなままでいられるって本当に素敵です。
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